2024/02/22

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チームづくりは選手から
午前中、鴨川令徳高校にお邪魔し、理事長(校長先生)と面会。
懸案はあるが、新年度以降も同様の条件で利用させていただくことになった。
ここまでなかなか高校と連携ができていないが、今後、もっともっと連携を深め、ビーチスポーツの普及につなげていきたい。

耳鼻科で花粉症の薬をもらうと、午後まではさとうみ学校へ。

そして、夜はビーチサッカー練習会。
練習後はメンバーでW杯準々決勝、日本 vs ブラジル戦をタブレットで観戦する。
残念ながら、今回も日本はブラジルの壁を超えることはできなかった。

私は令徳高校の男子寮「蔦葉寮」で発生したWiFiトラブルへの対応を急遽お願いされ、1時間ばかり作業。
最初は難しいか、と思ったが、なんとか原因を究明し、復旧することができた。
ひとまず良かった。

さて、ビーチサッカーについて、チームづくりについて、所感をまとめたので、こちらにも転載しておく。
マイナースポーツに関わる選手もスタッフも肝に命ずべきことかと思う。


--- Facebookより転載 ---

#ビーチサッカー W杯、#日本 は準々決勝で絶対王者 #ブラジル の前に4−8で敗れ、準決勝進出はならなかった。
第2ピリオドまでに大差となったが、第3ピリオド意地の4ゴール。しかし、またしてもブラジルには勝てなかった。

一方、日本の入ったグループステージを、まさかの3勝で抜けて台風の目となった #ベラルーシ は #ポルトガル との準々決勝。
3−3で延長までもつれ込む展開となったが、残り1秒で劇的勝ち越しゴール!ベスト4に駒を進めた。
個人的にはベラルーシが優勝しちゃうんじゃないか、って思ったりしている。まさに、ベラルーシは守備を柱に、チームで戦っている印象がある。こういうチームが実はしぶとく、強かったりする。

日本のグループステージ第3戦はグループ最大のライバルと目されていた #セネガル との対戦。勝った方が決勝トーナメント進出の大一番だったが、日本は2度の2点ビハインドを追いつき、第3ピリオド残り5分の攻防で、劇的逆転勝利を収めた。
2−4から追いついた2点のゴールはいずれもバイシクルな、ビーチサッカーを知らない人でも興奮するようなゴールだった。

日本6−4セネガル ハイライト:
https://www.plus.fifa.com/.../da298697-e5d2-4cdb-ae66...


ところが、これだけ熱く、興奮する試合をしているのにも関わらず、ヤフーのトップニュースに掲載されることもなく、多くの日本国民はビーチサッカーのワールドカップが開催されていることすら、知らないのが現状であろう。

先週行った AWA BEACHSOCCER LEAGUE でも集まったチームに、ビーチサッカーW杯が行われていることを知っている人、ときいたら、なんと、半分もいないという状況だった。
残念ながら、これがビーチサッカーを取り巻く現状なのだ。

前回大会では準優勝までしていて、男子のカテゴリーではおそらく一番最初にW杯優勝するのでは、と思われているレベルなのに、、、

先週 AWA BEACHSOCCER LEAGUE が終了した後、ゾンネのメンバーに私が伝えたことば。

「ビーチサッカーはマイナースポーツで、サッカーやフットサルとは全く状況が違う。サッカーはチームが各地に存在しているのが当たり前で、選手はチームを選べると思う。
でも、ビーチサッカーはそのチームすら、多く存在せず、女子に至ってはチームもさらに少ない。だからこそ、チーム代表とか監督とかスタッフだけがチームづくりをするんじゃなくて、選手自身がチームをつくっていかなければならない。
選手がサッカーと同じような感覚で、チームを選べる、といって自分勝手な行動をしていたら、チームはなくなってしまう。
チームをつくるために、選手が必要なら、選手たちも選手を集め、一人でも多くの人がビーチサッカーに触れ、ビーチサッカーを始めてもらうよう、努力しなければならない。
初めてビーチサッカーに来た子とかいたら、コミュニケーションを取って、自分たちの仲間にしてほしい。
そういう努力をしていかなければ、チームは続かないし、ビーチサッカー界もなくなってしまうかもしれない。」

私の約7年の経験の中で、まだ代表チームすらない、満足に活動できているチームすら少ない、競技人口もおそらく200人程度しかいないであろう女子ビーチサッカーですら、特にサッカー上がりの女子選手の中には、大いに勘違いしている子たちも多くいるように思う。

一つでも嫌なことがあれば、チームを辞めれば良い、移籍すれば良い、という思考。結局、自分が良ければそれで良い。もっと良い環境があると思って、比較を繰り返して、隣の芝が青く見えれば、チームを渡り歩いていく。

そんなことを繰り返していたら、そもそもビーチサッカーをやる場所がなくなるだろう。
自分で自分の首を絞めているのである。

選手も含め、ビーチサッカーに携わる人たちが考えるべきは、まずはどうやって多くの人にビーチサッカーを知ってもらうのか、そして、自分の所属するチームをどのようにして持続可能なチームにしていくのか。仲間をどうやって増やしていくのか。
それを考え、行動しなければならない。

私は元々、陸上やテニスという、どちらかというと個人スポーツをやってきた。
団体スポーツ、チームスポーツは、実はビーチサッカーが初めてだ。だから、カルチャーショックもあったが、喜びも苦しみも分かち合い、目標を共有して、そこに仲間とともに挑むことの楽しさ、すばらしさをだれよりも感じている一人である。

だが、サッカーを長年やってきた選手たちのはずなのに、身勝手な考え、自己本位な行動を見ていると、本当にこの人たちはチームスポーツをやってきたのか、チームスポーツを理解しているのか、と言いたくなる。

ビーチサッカーはもちろん、関わる者全員がワンチームとなり、挑んでいかなければ、チームは続かないし、勝利もない。そして、普及もしない。
そんなシンプルなことに、気づいてほしいと思う。


[WALK:12216]

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