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[2022/08/11] オーストラリア旅行 7日目 長男が見せた心遣い ケアンズ〜キュランダ /

令和4/皇紀2682年7月14日 友引 | 2022/08/13 22:36 更新
「世界の車窓から」にも登場した鉄橋のカーブを登っていくキュランダ観光鉄道
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朝一でPCR検査の検体採取
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ケアンズ中央駅
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アジアンな朝食。オーストラリアはベトナムやタイ料理屋が多い。
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レトロな車内
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ヘアピンカーブから列車の登山が始まる
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車内にて
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途中、滝の写真撮影用に停車
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コアラ、眠そう。
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巨大なワニ
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エサやりに挑戦
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水陸両用のARMY DUCKSに乗車
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熱帯雨林の中の川を行く
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アボリジニのダンスショー
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槍の説明
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槍投げのデモンストレーション
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ロープウェイの途中駅で滝の景観を楽しむ
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ロープウェー、結構高い!
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熱帯雨林には樹齢数百年以上の巨木がたくさん息づいている
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ケアンズの地元民に愛される「Cock & Bull」まさにローカルな良い店だった!
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昨夜、飛行機が4時間も遅れて、寝るのも遅かったが、今日は朝早くから活動開始。

まずは日本の再入国の際に必要な、新型コロナウイルスの出国72時間以内の検査のため、検体採取に昨夜申し込んだ医院へ。
朝6時30分から営業しており、観光を予定している日でも利用ができて便利。
受付から検体採取終了まで10〜15分ほどだった。
日本語にも対応していて便利。(ケアンズは日本語を話せる人が結構いる)

ケアンズでの新型コロナ検査について、あまり情報がなかったので、以下にまとめておく。

検体採取場所:QML Pathology
https://qml.com.au

1. ホームページの「BUY NOW」から検査を申し込み、支払を済ませると、検査受付票が添付され、メールが届く。
2. 添付された受付票のPDFファイルを印刷して持参するように、と書いてあるが、病院のメールアドレス宛に添付ファイルを送れば印刷してくれる。
3. 検体を採取したい時間に行く。一番海側に検査所の入口がある。平日は朝6時半からやっているので、朝採ればその後十分に観光できる。
4. 中に入るとパスポートを提示。我々が受けた時はそんなに混んでいなかったので、受付から10分程度で終了。あとは48時間以内にメールで結果が送られてくるのを待つ。
5. 我々の場合、24時間もしない内に、翌日未明にメールが届いた。
6. メールに添付されている検査結果のPDFファイルを日本入国時の審査アプリ「My SOS」に登録する。(PDFファイルはその人の誕生日8桁でパスワード保護されているので、PDF編集ソフトをもっている人はパスワード保護を解除するか、または、PDFファイルの各ページをスクリーンショット等で保存する。日本の書式は2ページ目についている)

○日本の書式も熟知。日本から印刷して持っていければ、持参してみせた方が良い。
○検査費用は100AUD。時間がない時は高くなるが、早く結果が出るプランもある。
○日本語がわかるスタッフもいるので安心。



あとは陰性であることを祈るのみとして、、、続いて、ケアンズ中央駅へ行き、クイーンズランド鉄道旅行社(Queensland Railway Travel)のオフィスに行き、事前に申し込んであったキュランダ観光鉄道のパッケージツアー(ガイド無し)の受付を済ませる。
キュランダ観光鉄道のチケットは当日購入も可能だが、平日でもチケット販売所はだいぶ混雑していたので、事前にパッケージツアーを申し込んでいた方がスムーズだ。

発車まで時間があったので、ケアンズ中央駅に続いているショッピングセンターで朝食を食べる。
東南アジア料理のお店で、日本人の味覚に合う〜。
やっぱライスと麺は良い。


ケアンズ午前9:30発のキュランダ観光鉄道に乗り込む。
車内はレトロな雰囲気。車両は延々15両編成。
いまの時期、キュランダ観光鉄道は往路、復路、2便ずつ走っているようだ。
逆にケアンズ周辺はどうも鉄道が未発達のようで、もしかすると1日を通じて列車が走っている光景はほとんどないかもしれない。

実はこの鉄道、あの「世界の車窓から」に登場したことでも知られている。
平日というのに、車内は大勢の観光客でにぎわっていた。
さすがは世界遺産の観光地でもある。

発車してしばらくはケアンズ近郊のさとうきび畑の中を走っていくが、途中、ヘアピンカーブをきっかけに山岳地帯へと入っていく。
途中、キュランダ駅の手前にある、名瀑の見える駅で10分ほど停車し、写真撮影タイムがある。

ケアンズからキュランダまでは約1時間45分の旅。
発車時刻が遅れたこともあり、予定よりも30分ほど遅れての到着となった。


キュランダ駅からはキュランダの中心地を徒歩で移動し、我々のパッケージツアーではレインフォレストステーションにシャトルバスに乗り換えて目指す。
レインフォレストでは、動物とのふれあいや、「ARMY DUCKS」という軍が使っていた水陸両用車に乗ってのジャングル探検、そして、先住民・アボリジニによるダンスショーや文化の紹介などを楽しむ。
2時間ばかり滞在すると、再びシャトルバスでキュランダ駅へ。

帰りはスカイレールという、長い距離のロープウェーに乗り、下山する。
途中2つの駅があり、遊歩道が整備され、展望台からの迫力ある渓谷の眺めや、熱帯雨林を楽しむことができる。
ロープウェーはかなり高いところを走っていくので、高所恐怖症の人にはなかなかスリリングかも。
ある意味、乗り継いでいくという点では、箱根のロープウェーに似ているかもしれない。

途中駅周辺を散策しつつ、1〜1時間半ほどで麓の駅まで下りた。
ここからはシャトルバスでケアンズ駅へ。

ケアンズ駅に到着したのは午後6時手前。
キュランダへの旅の長い一日が終わった。


夕食はホテルに帰る足で(と言ってもだいぶ迂回したけど)、ネットで評判だった「Cock & Bull」というお店へ。
地元の人たちが多く利用するというパブで、ドリンクとフード用の注文カウンターがあり、席に案内されたらメニューを決めて、それぞれのカウンターで注文する。ドリンクはその場で受け取り、フードは呼び出しベルを渡されるのでそれが鳴ったら取りに行く。
このお店、ステーキが有名のようで、我々は500gのRumpステーキを注文したが、これがうまかった!!
久々にこんなにおいしいステーキを食べたかも? 500gなので食べごたえも満点!
地元のビールにもよく合う。
このお店、ケアンズ滞在の際は、断然オススメです!

https://www.cocknbull.net.au/


というわけで、ケアンズでの夜は更けていく。
あと実質滞在は1日。
あさってはいよいよ帰国だ。

日本では台風が発生しそうとのこと。
進路予報を見たら、なんと帰国する13日に関東地方を直撃しそう……。
果たして飛行機は飛ぶのか!?
最後まで事件続きの、親子の旅である。笑


さて、今日、キュランダ観光鉄道の車内で、長男に感心したシーンがあった。

今回のオーストラリアの旅、長男としては異文化に触れるほか、英語のコミュニケーション力も高めたいとの目的があったのだが、なかなかシャイな性格のため、見ず知らずの人に、しかも英語で話しかけることはなかなかできないようすだった。
私よりも長男の方が圧倒的に英語力はあると思うのだが、年の功なのか、亀の甲なのか、コミュニケーションを取るのは私で(この歳になれば図々しくはなる。笑)、なかなか長男が自らコミュニケーションを取ろうとする機会は少なかった。

しかし、今日の車内、数少ない自分からのアプローチがあった。
それは、隣に家族連れが座っていたのだが、進行方向・窓際の席を指定され座っていた長男が、家族連れの小さな女の子に席を譲ったのである。
おそらくその家族連れは地元の人たち。来ようと思えば何度でも鉄道に乗れるだろう。
一方、長男にとってキュランダ観光鉄道に乗るのは今回が最初で最後かもしれない。
それでも、長男は、女の子に車窓を楽しんでほしくて、席を譲った。
なかなかできるものではない。

私は息子ながら、思わず感動してしまった。
こういった気遣いができることを知ることができたことでも、今回オーストラリアに2人で旅した価値があった。

長男とは夕ご飯を食べながら、今回のオーストラリア旅行を振り返った。
その中で長男はもっともっと英語のコミュニケーション力を高めたいと語った。
なぜ英語がそんなにうまくはないだろう父がジョークも交えながら、積極的にコミュニケーションを取るのだろう、と疑問にも思ったようだ。

私からは確かに英語の授業や、語学学校などに通えば、英語力は身につくかもしれない。
でも、コミュニケーションを取るのは言語力とはまた違う。
どれだけうまくしゃべれるか、ではなく、なにを伝えられるか、なにを受け止められるか、だと思うよ、という話をした。

正直、自分は特に聞き取りは全然ダメで、今日のキュランダ観光でも、ガイドの話など1割程度でしかわからない。
もっと聞き取れたら、どれだけ楽しいだろうと思う。

だが、それでも必死でコミュニケーションは取ろうと思う。
言葉が多少通じなくても、そもそもなんらかのかたちで触れ合っただけで、それは良い経験になる。

実は今日席を譲ったご家族のお父さんがその後、日本語で「日本人ですか?」と聞いてきた。
なんでも、35年ほど前に三重県を訪れ、滞在したことがあるのだそうだ。
長男が席を譲るという行動を取らなければ、おそらくこのふれあいは生まれなかったであろう。
これは言語ができるかどうかの問題ではない。
外国人相手であっても、日本人相手であっても、どんなかたちであれ、コミュニケーションを取ろうとしたか、ということに尽きる。

そんなことを今回の旅で学んでくれたなら、最高だと思う。


[WALK:16894]



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いつも私の拙い日記にお付き合い、ありがとうございます。
おかげさまでこの日記(na.ni.nu)は [2001/10/10] パカッ! の記事以来、16年目を迎え、[2004/04/23] Wataruさんを囲む会 以降は毎日欠かさず記録してきました。(時々、かなりの連続投稿はありますが・笑)
その間、私の人生にもさまざまなことがありました。自分にとって、この日記は第一に自分自身が自分の歩みを忘れないようにするための記録であり、そのために各日記には一年前の同日の記事が表示されるようにもなっております。
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今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。

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