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[2022/08/07] オーストラリア旅行 3日目 長男が行きたかった場所 シドニー〜エアーズロック /

令和4/皇紀2682年7月10日 仏滅 | 2022/08/13 05:42 更新
オーストラリア旅行で長男が一番来たかった場所
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激混みのシドニー空港(国内線ターミナル)
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エアーズロックへ!無事飛ぶ模様。笑
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オーストラリアの大地の上を飛んでいく
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エアーズロック・コネラン空港に着陸
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まさかJIMNYとは!私が一番最初に乗った車
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カン・ジュタのオルガ巨石群を望む
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カン・ジュタとエアーズロック
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巨石群が近づいてきた
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駐車場から徒歩で20分ほどで展望台へ到達
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まもなく日没を迎えるエアーズロック
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エアーズロックの上には月が…
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夕陽を受けて色が変わっていくエアーズロック
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最高潮の赤色
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岩の下部から徐々に影が上がっていく
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すっかり日が陰った。
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かんばって来て良かった。感動!
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DESERT GARDENS HOTELのGARDEN VIEW ROOM
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長男にとって、今日は早くもオーストラリア旅行において、最も印象的な日になるかもしれない。
数ヶ月前、父子2人でのオーストラリア旅行を決めた時、長男に「往復の航空券は取っといたから(って、結局、往路は使わなかったけど!笑)、あとは自分の行きたいところを調べてくれ」と伝えたら、真っ先に言ったのが、エアーズロック(ウルル)であった。

エアーズロックは「地球のへそ」とも呼ばれ、オーストラリアのちょうど中央部、砂漠の中に存在する世界で1番目(ではなく、いまは2番目らしい?)に巨大な一枚岩であり、オーストラリアと言えば、エアーズロックをまずは思い起こす人も多い、世界的にも有名な場所である。
先住民・アボリジニの聖地としても知られ、2019年にエアーズロックへの登山は全面的に禁止され、正式名称もアボリジニの呼称である「ウルル(Uluru)」に変更された。
一帯の国立公園は世界遺産でもある。

ただ、エアーズロックまでのアプローチはなかなかたいへん。
最寄りの都市となるとアリススプリングスになるが、そこから片道450km。
一時はキャンピングカーを使って、アデレードやダーウィンあたりから、約2,000kmのロングドライブで向かおうとも考えたが、旅程が短く断念した。(ジェットスターの欠航などを考えると結果的には無理せず、良かったと思う)

で、一番効率的に、経済的に往復できるのが、シドニーからエアーズロック・コネラン空港までジェットスター便で往復するルートであることがわかった。安いチケットをゲットできれば、片道15,000円くらいでシドニーから飛ぶことができる。(アリススプリングスに飛んだ方が安いという記事もあるが、私が調べた中ではシドニー−エアーズロックが最安)
エアーズロックに滞在するには、エアーズロックリゾート内にある各種宿泊施設を利用することなのだが、事前にいろいろと調べたら、エアーズロックはなにもかもが高い、いわゆる観光地価格の場所であり、最も安いキャンプ場(1泊1サイト40AUD程度)にレンタカーを止め、車内泊も検討したが、冬季に体調を崩すリスクもあるということで、たまたま空いていた「DESERT GARDENS HOTEL」を「清水の舞台を飛び降りる」気持ちで予約し、滞在することにした。
予算的に言っても、1泊するのがやっと。なので、シドニーから1泊2日の弾丸ツアーを敢行することになった。

8月7〜8日のシドニーからの1泊2日のエアーズロックへの旅はどうしても動かせない日程だったということもあり、前日6日中にはシドニーに入らねばならなかった。
というわけで、往路のジェットスターをあきらめ、ベトナム航空に乗り換えたのである。

長男にとっての初めての海外旅行。
その中でも一番行きたい場所。
ならば、まさに“プライスレス”で自分としても実現させてあげたかった。


さて、ホテルで朝食を取ると(無料で朝食がついていたが、ビュッフェはなかなか良かった!)、チェックアウトし、シドニー空港の国内線ターミナルへ徒歩で向かう。
気温もさほど低くはなく、晴れているので歩いていると軽く汗ばむくらい。
エアーズロックの往復は、かのジェットスターを使うので、正直不安も大きかったが、オーストラリアの国内線のジェットスターは問題なく飛んでおり、今日も定刻通りのフライトに一安心。

シドニー空港のチェックインカウンターは大勢の人であふれていて、出発時刻が迫ってきたので、行列の末尾の方にいる男性のスタッフ、さらに、チェックインカウンターの女性にエアーズロックへ行くことを伝えると優先的にチェックインさせてくれた。ありがたい!
海外では日本と違い、いちいち係員が丁寧に声がけを何度もしてくれない。なので、フライト時刻が迫ってきていたり、なにか不安なことがあれば、遠慮なく積極的に尋ねるのが一番である。

シドニー空港の国内線ターミナルはさすが規模も大きく、ターミナル内のお店も充実。
2人でミネラルウォーターを調達するが、なんと600mlのペットボトルが2本で5AUD以上(500円相当)もする! いや〜、やっぱり物価は高い。逆に日本が安すぎるのかもしれない。(だから、日本の賃金水準はもはや世界でも低い水準に落ちている)

新型コロナウイルスが流行り始めた頃は厳しいロックダウンを繰り返していたオーストラリアであるが、いまではかなり緩くなり、街中ではマスクをしている人を探すのが難しいくらい。
ただ、公共交通機関など、密になるパブリックな場所ではいまだにマスクの着用が義務付け、または推奨されているため、ジェットスターに乗り込む際は全員がマスク着用となる。
マスクを忘れてしまう人もいるためか、搭乗口にはマスクと手指消毒シートのセットが希望者に配布されていた。

シドニー発エアーズロック行のジェットスター便は定刻通り出発した。
エアーズロックまでは約3時間の飛行。
実はエアーズロックがあるオーストラリアの中部地方はシドニーと30分の時差(30分シドニーより遅い/日本標準時より30分早い)がある。

フライト時間3時間というと日本で言えば、成田や羽田から沖縄くらいの距離感だろうか。
日本からオーストラリアまでの長時間のフライトを考えれば、あっという間に到着した。

というわけで、いろいろあったけど、なんとかエアーズロックまでやってきた!!


空港はこぢんまりとしていて、3月の宮古島遠征の時に利用した下地島空港になんとなく似ている。(あくまでも、なんとなく)
非常にコンパクトな空港。
荷物を受取るとすぐにその場にレンタカーのカウンターがあり、事前に申し込んでいたレンタカーの手続きを行なう。

キーを受け取り、いざ、車へ。
用意されたのは、なんと SUZUKI の JIMNY !!
ジムニーは実は私が大学生の時、運転免許を取った後、人生で初めて乗った車。
一時期丸いフォルムになり、古くからのジムニーファンには不評であったが、今日借りたのはジムニーらしい角々した、まさにジープのフォルム〜。
それだけで懐かしく、ちょっと幸せな気持ちになった。笑

オーストラリアは日本と同じ左側通行
車も右ハンドルなので、日本人にとっては抵抗なく運転できる。
シドニーでも思ったが、オーストラリアの日本車率は非常に高く、私の感覚では8〜9割は日本車。トヨタ、日産、マツダ、ミツビシ、スバル、スズキ……、とおなじみの車が街中を走っている。数台に1台程度、ベンツやBMW、ヒュンダイなどを見る感じだ。もしかすると、日本よりも日本車率が高いかも?と思ってしまうほどだ。
レンタカーも日本車が当てられることが多いので運転操作も安心だ。

というわけで、いざ空港を出発し、空港から車で10分足らずのところにあるホテルを目指す。
エアーズロックに向かう前に、まずはホテルにチェックイン。
その名の通り、ガーデンの中に宿泊棟が点在する、リゾートホテルといった感じだ。


ホテルを後にすると、時間はすでに午後3時をまわった頃だったため、今日はエアーズロックの周りを1周するのはあきらめ、サンセットで赤く輝くエアーズロックを狙うこととし、それまで、西へ50kmほど走ったところにあるカタ・ジュタのオルガ巨石群を目指すことにした。
エアーズロック周辺の道路は80km制限のところが多く、信号もなく、渋滞などもないため、移動はある程度読むことができる。ただ、特に暗くなると野生動物が道路に飛び出してきたりするので、運転は明るい内が良い。また、オーストラリアは速度取締も厳しいので、制限速度内で運転するのが身のため。
ジムニーには速度リミット機能というのがあり、上限速度をセットするとそれ以上にはいくらアクセルを踏んでも速度が上がらないようになっていて、これ、日本でも欲しい、と思ってしまった!(トラックなどには速度制御装置がついているものが多いが、乗用車にも広く採用してほしい)

国立公園の入り口にゲートがあり、初めて入る時はそこで人数分の入場チケットを購入する。
次からはゲートでチケットのQRコードをかざせば入ることができる。
標準チケットでは3日間有効となる。


まずはエアーズロックに向かいつつも、途中から西方へ向かう道に右折し、ひたすら走る。
途中の展望台に立ち寄ったりして、カタ・ジュタまでは1時間足らずの道のりであるが、日本ではまず見ることのできない、砂漠やサバンナが広がった原野の中を走るので、それだけで楽しいし、あきない。
あっという間にカン・ジュタまで到達した。

カタ・ジュタはじっくりまわれば1日コースだが、今日は時間がないので、風の谷の一番最初の展望台までを徒歩で往復した。(往復で約1時間弱)
風の谷?というと、宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」を連想させ、同作がカン・ジュタの風の谷から発想を得たという話もあるが、これはあくまで噂らしい。ただ、目の前に広がる情景は、まさにアニメ(マンガ)に出てくる風の谷を連想させた。


カタ・ジュタを後にすると、再び元の道を戻り、エアーズロックを目指す。
今日はサンセットのビューポイントに行き、日没の夕陽に照らされ、赤く燃えるように輝くエアーズロックを拝むことにした。

日没時間が近づくにつれ、エアーズロックが赤く輝いていく。
まさにネットの写真で見たような光景。

サンセットのビューポイントに集まった人たちは、だれもが息をのんで、エアーズロックの色が変わりゆく姿を眺めていた。

長男が訪れたかった場所。見たかった光景。
それが実現できただけでも、このオーストラリア旅行の半分以上の目的を早くも達成したかもしれない。


日没を終えると、ホテルへ戻る。
ホテルのレストランで夕飯。味もすばらしいが、お値段も上級。笑
まぁ今日ばかりはそういうことは置いておこう。笑
長男と語り合いながら、この上ない夜が更けていく。
考えても見れば、ここまで2人っきりで過ごす時間、語らう時間はこれまでなかったかもしれない。
まさにプライスレスな時間。

そして、長男はこの旅で一番来たかった場所でなにを感じたのだろうか。


[WALK:10344]



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いつも私の拙い日記にお付き合い、ありがとうございます。
おかげさまでこの日記(na.ni.nu)は [2001/10/10] パカッ! の記事以来、16年目を迎え、[2004/04/23] Wataruさんを囲む会 以降は毎日欠かさず記録してきました。(時々、かなりの連続投稿はありますが・笑)
その間、私の人生にもさまざまなことがありました。自分にとって、この日記は第一に自分自身が自分の歩みを忘れないようにするための記録であり、そのために各日記には一年前の同日の記事が表示されるようにもなっております。
いまさらながら、読者のみなさんにお願いがあります。この日記はあくまでも私の個人の活動記録であり、個人の見解が述べられています。したがって、私が所属する企業・団体・業界の公式的な記録や見解ではありませんので、この点ご理解の上、お付き合いください。
今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。

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