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[2017/02/15] ヨーロッパ視察3日目 ミュンヘン郊外スポーツシュレ・ヨーロッパチャンピオンズリーグ観戦 /

平成29/皇紀2677年1月19日 先勝 | 2021/07/29 17:21 更新
オーバーハッフェンのスポーツシューレ
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広大な敷地に展開している
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バイエルン・ミュンヘンのクラブハウスと練習場
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ニンフェンブルグ宮殿(外から見て終了!笑)
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ヨーロッパの宮殿は本当にドデカイ
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車を運転!
iPhone 6 Plus 4.15 mm ISO80 1/17 sec f/2.2
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赤く輝くアリアンツ・アレーナ
iPhone 6 Plus 4.15 mm ISO160 1/17 sec f/2.2
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スポンサー・VIPのビュッフェゾーン
iPhone 6 Plus 4.15 mm ISO250 1/33 sec f/2.2
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まもなく試合開始!
iPhone 6 Plus 4.15 mm ISO40 1/33 sec f/2.2
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謎なパーカー(笑)
iPhone 6 Plus 4.15 mm ISO64 1/33 sec f/2.2
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選手入場・整列!!
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いやはやすごい試合でした。
iPhone 6 Plus 4.15 mm ISO50 1/33 sec f/2.2
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ミュンヘンは日に日に暖かくなっているようで、助かる!

午前中、ミュンヘン郊外のオーバーハッフェンというところにある、スポーツシューレ(総合型スポーツ育成施設)を視察する。
同シューレの代表の方が施設を詳しく案内してくださった。
スポーツシューレはスポーツによる健全な青少年育成のため、ドイツの各州に設けられている総合型スポーツ育成施設である。

ここ、オーバーハッフェンのスポーツシューレは比較的新しい施設で、シンプルかつモダンな造りが印象的である。
施設内にはサッカーコートが4面、テニスコート、サイズの異なる室内練習場(柔道場も!)が複数あり、リハビリのためのプールやウェイトトレーニング室など、スポーツ練習施設が充実している。
さらに座学ができる講義室や会議室、宿泊施設・食堂も備えている。
また、すぐ近くに郊外の鉄道が走っており、駅から直結し、アクセスも非常に良い。

22万平米という広い敷地に展開している施設であるが、なんと28人という少人数の運営スタッフでまわしているのだという。
現在では食事関係やリネン、クリーニング関係などをアウトソースすることにより、少人数のスタッフで組織を組んでまわしているそうで、美濃村さんによるとドイツ人の組織づくり、オーガナイズ能力はかなり高いものがあるらしい。
このような効率的な運営の仕組みは我々日本も見習いたいところである。

ここのスポーツシューレは一般利用は基本的に開放しておらず、指導者育成のプログラムを軸としながら、あとは国内外のチームがトレーニングやキャンプに利用したり、個人利用の場合は医師からリハビリの指示を受けた人が利用できるそうだ。
施設が新しく充実しているということもあり、かなり人気の高い施設とのこと。

施設の持ち主は州のサッカー協会とスポーツ局だそうで、施設自体も州行政が建設し、その運営を委託しているらしい。
(バイエルン州の利用者の場合)利用料の8割は州から補助され、利用者負担は2割とのことで、基本的には州の利用者が最も多いらしい。ただ、過去ではドイツW杯の際、パラグアイ代表が宿泊したり、州外、国外からの利用者も多いようである。

ここまでの規模とは言わないまでも、鴨川にもこういった施設があれば、とついつい思ってしまったが、そのためには行政をはじめ、しっかりとしたスポーツ教育のビジョンをもち、ハード整備は行政が行い、ソフト運営は民間が展開していくという仕組みづくりが重要である。
日本とドイツのスポーツを取り巻く状況も異なるので、そのまま日本で使えるという仕組みではないだろうが、学ぶところも多いと思う。


スポーツシューレをあとにすると、再びミュンヘン市街へ。
昨日も訪れたバイエルン・ミュンヘンの拠点に立ち寄り、ミュンヘン市内にあるニンフェンブルグ宮殿をちょろっと(本当に数分間ちょろっと!)観た後、バイエルン・ミュンヘンへ戻る。
昨夜会食したマーチンさんから連絡があり、スポンサー席が2つ空いたそうで、なんと我々分をスポンサーとして手配してくれたとのこと!
いやはや、いいことはあるもんだ。チャンピオンズリーグをまさかスポンサー席に観ることになろうとは!


一旦ホテルに戻り、夕方、試合会場であるアリアンツ・アレーナへ向けて出発!
駐車券もいただいたので、レンタカーを私が運転して向かうことになった。
過去にアメリカで運転したことはあるが、ヨーロッパでは初運転!
左ハンドル、右側通行!! 慣れるまでがなかなかにたいへんだ。
それでも、安全運転でアリアンツ・アレーナに無事到着。

バイエルン・ミュンヘンのホームということで、アリアンツ・アレーナは赤く光っている。
テレビやネットでしか見たことのなかった光景に感動!

スポンサー・VIP向けの入口から入ると、試合開始までだいぶ時間があったので、スポンサー・VIP用のフリーフード&ドリンクゾーンで時間を過ごす。
かなり広く、食べ放題、飲み放題。
至れり尽くせりのサービスである。
日本のJリーグでもここまでの規模のサービスはなかなかないと思う。
スポンサーの方々も試合観戦でなく、この社交場を楽しみに来ているような雰囲気だった。
正直圧倒された。

さて、試合は午後8時45分という遅めのキックオフ。
キックオフ間近になると、FCバイエルン・ミュンヘン vs アーセナル という好カードだけにスタジアムは超満員となった。(この日の入場者数は7万人!)

サポーターのチャントが鳴り響く。
相手にPKが与えられた時の大ブーイング!
これは実際にその場にいた人ではないとわからないほどの大音量。
もはや会話もできない。

そして、何と言ってもそこで展開されるサッカーの質。
スピード、パワーなにもかもが、この素人の私でもはっきりとわかるくらいのレベル。
とにかく判断力、先を読む能力というのが半端ない。

試合は前半バイエルン・ミュンヘンがロッベンのスーパーなミドルシュートで先制するも、アーセナルにPKを与え、1−1で折り返す。
後半ある意味歴史的な展開に! バイエルン・ミュンヘンの攻撃陣が大爆発し、なんと4得点を上げる。アーセナルを木っ端微塵に叩きのめしてしまった。まさか、チャンピオンズリーグでこんな試合が見られるとは!
もうバイエルンサポーターはお祭り騒ぎ。

おそらく日本でも報道されたであろうこの試合の現場で、空気をビシビシと感じつつ観戦できたのは一生の宝になりそうだ。


オルカとは全く規模も違うし、同じことはもちろんできないだろうが、しかし、学ぶべきところもたくさんある。
隣で観戦していた老夫婦の興奮ぶりがとても印象的だったし、まさに我が町の誇り、我が町のクラブに夢中になれるという点では同じなのではないだろうか。

帰りは案の定、車が激混みで、ホテルに無事到着したのは午前1時頃だった。


[WALK:-]



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いつも私の拙い日記にお付き合い、ありがとうございます。
おかげさまでこの日記(na.ni.nu)は [2001/10/10] パカッ! の記事以来、16年目を迎え、[2004/04/23] Wataruさんを囲む会 以降は毎日欠かさず記録してきました。(時々、かなりの連続投稿はありますが・笑)
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