大多喜町へ
午前中、渡辺先生と旧知の仲という、大多喜町長とお会いし、1時間ばかり意見交換した。
大多喜町役場を訪れるのは、おそらく初めてだが、コンパクトながらよくデザインされた開放感あふれるモダンな庁舎で、とても居心地の良い空間だった。 町だからこそ実現できるのかもしれないが、庁舎は2フロア構成で、総務系を除く、ほぼすべての課が1階に壁の隔てなく収まっており、風通しの良さを感じさせる。おそらく、行政特有の縦割りではない、横連携も図られているのではないだろうか。 建物は吹き抜けで天井も高く、フロア中央には開放感あふれる階段があり、昇ったところにコピー機と書庫がある。 つまり、職員はコピーしたり、書類を取りに行く度に階段昇降の軽運動が発生し、気分転換にもなるわけだ。 しかも、そのコピー、書庫ゾーンはまるで、オフィスフロアの上に浮いているような感じで、展望台のようにフロア全体を見渡すことができる。他の職員の働く姿を俯瞰することができる。 町長室も含めた2階フロアからも、すべてを見渡すことができるため、なにか一体感のようなものを感じた。 とても参考になる庁舎だ。
大多喜町長とは、町内にある県所有の県民の森や、それに隣接するスポーツ施設など、ウェルスポが取り組んでいる地域スポーツコミッションの分野を中心に意見交換した。 課題山積とは言うが、ポテンシャルの高さは感じるし、圏央道の市原鶴舞ICから20〜30分くらいの距離にある立地も活かせるだろう。 ウェルスポとしてもお手伝いできることがあれば、ぜひ連携したいとも思う。
なにより町長の雰囲気は、行政にありがちなものではなく、フランクで、民間感覚を強く感じた。 それもそのはずで、町長は以前、産業界で叩き上げで実績を積み上げてきた人でもある。 まちづくりにおいて、最後に物を言うのは、やっぱり「人」だ。 いくら環境が整っていても、「人」がいなければなにもできない。 大多喜にはその「人」が整っているような、そんな印象を受けた。
午後は自宅に戻って作業。
夜はビーチサッカー練習会。 あいにくの雨の中での練習であったが、幸い気温はそんなに下がらず、なんと私は終始裸足でプレーができた。 やっぱり鴨川は暖かい!?
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