最終講義 発表会
今秋、非常勤講師を務めさせていただいている、亀田医療大学の「南房総の歴史と未来」も最終講義を迎えた。
車いすをテーマに展開されている同講義であるが、学生たちが調べた地域の課題、そして解決策を提案するという内容で、今日は各グループごとにプレゼンテーションを行った。
全部で５グループがそれぞれの課題設定をして、それに対する解決策を考え、発表した。
我々は全グループの発表が終えたところで、講評を述べた。
みな、限られた時間の中で、現状を調査し、課題を抽出し、解決策を知恵を絞り合いながら、よくまとめてきたと思う。
かなり緻密にプランニングできているグループもあって、我々講師側も感心した。
ただ、大切なのは、これを講義だけの絵に描いた餅で終わらせない、ということ。
実際にこの講義を受講した学生一人一人（もっと言えば、我々講師陣も含めて）が日常生活の中で、課題意識をもち、行動に移していくことだと思う。
学んだことを家族や知人、友人に伝えていくことも情報発信の大切な第一歩である。
そんなことを講評の中でも伝えさせていただいた。
講師を務めて毎回思うが、講師の我々にこそ大きな発見や学びがある。
私も若い学生たちからもらった刺激や気づきを、これからの活動に活かしていきたい。
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