MAEKAKEを世界へ
良き先輩でもあり、信頼する親友でもあり、20世紀から21世紀に移り変わる頃、起業した同志でもある西村さんが本を出したということで、さっそく今日届いたので、千葉へ行く列車で読んだ。 実は私は大の読書嫌いで、普段は活字など、ほとんど読まないのだが、内容に引き込まれ、気がつくと、千葉に到着する前に読破してしまっていた。 前掛けをパリの見本市に出展するのがメインテーマの本であるが、2003年、西村さんも同行して、突撃、出展したJapanExpoの時のことを懐かしく思い出しながら、読み進めていった。
西村さんはグリコに就職した後、数年で独立し、漢字Tシャツの事業を立ち上げ、その後、前掛けの事業に展開していった。 ベンチャーが、伝統的な業界に挑戦する、いわば異端児である。 しかも、目指した先は世界だった。
まさに時代の逆を行くような業態変化であるが、大きな目で見れば、時代の大きな流れであったのかもしれない。
西村さんは私のちょっと上の先輩であるが、常に少年のような心を失わず、義理、人情を大切にしながら、純粋な気持ちで事業に取り組んでいる。 だからこそ、この大きな流れを感じられたのだろう。
刺激をもらえる一冊だった。
夜は千葉県神道青年会の役員会に久々に出席。 リアルな参会とオンラインを組み合わせて、先進的な会議運営をしている青年神職たちが頼もしく思えた。 時代はコロナ禍で分断が加速している。一方、神社は和、結びの場。結んで新たなものを生み出す場である。その役割を自覚し、お正月に参拝に訪れる人々をぜひ結んでほしい、と伝えた。
[WALK:7127]
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MAEKAKEを世界へ
私もちゃっかり登場してます。笑
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