excite MEC光へ切り替えたが…
自宅と宿坊の上流回線を昨日から「excite MEC光」に切り替えた。
これまではフレット光に「BB.excite」の通常コースを契約して使ってきたのだが、混雑が少なく安定した通信が実現でき、さらにフレッツ転用することでこれまでよりも利用料金が下がることを期待して、思い切って乗り換えてみた。
↓詳しくはこちら：「excite MEC光」と「エキサイト光」の違いを知りたい
https://bit.ly/3v2QXSO
なんでも「IPv6 IPoE」という次世代のネットワーク技術を用いているらしい。
基本的にIPv6をベースとした通信になるので、IPv4しか対応していないウェブサイトなどのインターネットサービスにアクセスするためにはDSLite対応のルーターが必要になるとのことで（要はそれで変換、ラッパーして通信する）、こちらは月額100円のレンタル品を利用することにした。
昼間すでに開通している、ということで、さっそく夜設定してみる。
インターネットへの接続自体は至って簡単で、今回はフレッツ転用にもなっているので、ＮＴＴからレンタルされているＯＮＵ・ホームゲートウェイ機器はそのまま。
その下に新たにレンタルされたDSLite対応ルーターを１つはさみ、その下流にこれまでのＬＡＮを接続するだけで基本的には完了である。
特段、面倒な設定などはいらない。
と、通常のお宅ではそれで完了なのだが、、、うちはそうはいかなかった。
ホームゲートウェイからこの年末年始に長い時間をかけて、何度も失敗しながら苦労して設定したVoIP技術による自宅のＦＡＸの発着信を維持しなければならないのだ。
予想通り、これがはまった……。
まずは上流にかませたDSLite対応ルーターがホームゲートウェイまでUPnPに対応し、VoIPサービスは通してくれるものと期待するものの、あえなく失敗。やはり、DSLite対応ルーターを超えてVoIPサービスはホームゲートウェイまでは利用できない模様。
というわけで、次に、もう１台別のルーターを用意し、上流にホームゲートウェイのネットワーク、下流にＬＡＮを接続して、VoIPはこのルーターを介して通信するように設定したのだが、これまた失敗。
着話は鳴らず、発話はするにはするが、通話はできないという、これまでで一番の重症状態。
結局夜中の２時過ぎまであれやこれややったものの、断念。
朝起きて、再挑戦することにした。
朝、まさかひかり電話の規格が変わったりしたのか、と思って、ホームゲートウェイの電話機ポートに直接電話機をつないで、鳴り分けのテストをしたところ、こちらは正常に動いた。
さらにVoIPクライアントをホームゲートウェイ直下にルーターを介さず接続してみると、こちらも動作した。つまり、ひかり電話の規格はそのままだし、ホームゲートウェイのSIPサーバもしっかり動作している。
ということはルーターのせいか。というわけで、これまで使っていたルーターでもう一度同じ接続構成にしてみたところ、うまく行った。
これにて、原因が、新たに設置した別のルーターがVoIPをうまく通信できていないということがわかり、さあ、どうしよう……。
で、結局、強引な荒業に！
ホームゲートウェイのDHCPサーバ機能をオフにし、そのネットワークをDSLite対応ルーターのＷＡＮポートに接続する。さらにうちのＬＡＮにも直接接続する。
ネットワーク的には、同じセグメントが上流にも、下流にも接続されているというあまりよろしくない構成になってしまうが、まぁしかし、致し方ない。
というわけで、この構成にして、無事VoIPもこれまで通り使えるようになった。
うーむ。ネットワークはやはり難しい……。
【移行前のネットワーク構成】
====[ONU・ホームGW]──[ルーターＡ]──自宅LAN──[VoIPクライアント]----[FAX複合機]
(VoIP(SIP)サーバ)
【移行後のネットワーク構成】
====[ONU・ホームGW]─┬[DSLite対応ルーター]──[ルーターＡ]┬─自宅LAN──[VoIPクライアント]----[FAX複合機]
(VoIP(SIP)サーバ)└──────────────────┘
＊つまり、自宅LANの物理ネットワーク空間にこれまでの自宅LANのプライベートIPアドレス空間に加え、VoIP用のホームGW直下のIPアドレス空間が存在している。DSLite対応ルーターの導入により、ルーターＡから見ると、ホームGWのIPアドレス空間には関与しないので、おそらくこれで通信は問題なく行えるだろう、という判断。
[WALK:-]
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夜はビーチサッカーの練習へ。今日は少人数で、練習の後、メンバーでいろいろと話し合った。こういう時間、いままであんまりなかったかも。一歩前進
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;)
