2020/11/12

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スポーツはカラダに良いのか?
今年はおそらく過去最大の体重を記録し、そして、そこから劇的な減量を遂げて、数年ぶりの体重の水準にまで戻した年だった。
4月からの緊急事態宣言でステイホーム。もちろん外に飲みも行けず、外食もできず、運動もほとんど行えず、夜な夜な家で晩酌をしてはそのままゴロゴロ寝てしまっていたら、あれよあれよという間に体重が激増し、80kgの大台をうかがうまでになった。

さすがにあかん!ということで、食事に気をつけつつ、緊急事態宣言が解除される頃から文化体育館への往復の通勤(片道10km)を自転車に変えたりしたが、体重はなかなか落ちず、ただ、効果が現れ始めたのはDIYを行った頃。
文化体育館ロビーのインフォメーションボードを自作したり、鴨川令徳ビーチコートのナイター照明を取り付けたり、防球ネットを張ったり、DIYは案外運動量が多く、歩数も稼げて、徐々に痩せ始めたのだった。
そして、6月頃から週最低1回はビーチサッカーを自らも取り組み始めてから、これまでの苦労がウソのように体重が落ちていき、今年最高で79kg近くあった体重が一時71kg台にまで落ち、ここ最近は73〜74kgの間を推移している。

高機能体組成計「InBody」の測定結果もどんどん良くなって、点数ランキングではスポーツ振興課、ウェルスポのトップを走っている。(最高84点)
筋肉量が増えたのが大きい。その分、25%以上あった体脂肪率も17%前後まで落ちた。
まさに健康的な痩せ方である。
筋肉量が増えたことで基礎代謝も上がり、いまでは少し太ってもすぐに痩せるカラダになった。

だが、同時に、腰痛や膝痛を抱えるようにもなった。
ビーチサッカー自体はサッカーやフットサルと比べると、膝や足首への負担は低く、比較的ケガをしにくいスポーツだと思うが、私は元々サッカー経験がないため、不安定な砂地で、しかも少々無理な態勢でボールを蹴っていることが影響しているらしく、7月頃から慢性的な腰痛に悩まされはじめ、最近は軸足の左足の膝も怪しくなってきた……。

整骨院に行ったところ、運動後きちんとケアしていますか!?という痛い一言が……。
ケガ予防のため、準備運動はなるべく気をつけているつもりだが、運動後のダウンはついついサボってしまう私。ひどい時はそのまま飲みに行ってしまったりする。苦笑
いまの運動量はむしろ多すぎるくらいで、この年齢でこれだけの負荷をかけるなら、ケアにもっと時間をかけないと、返って、カラダを壊してしまいますよ!と諭された。
うーむ、何事も「適度に」そして「ケア」か……。

先日とある方とお話しした時、スポーツはよくカラダに良い、と言われているけど、実際にはスポーツはカラダに良いとは言えない、という話を聞いた。
よくよく考えてみれば、筋肉に負荷をかけると一旦筋肉が破壊され、筋肉痛が発生する。つまり、一度カラダは壊れているとも言える。また、負荷のかけ過ぎは、心拍が上がりすぎて逆に重大な心疾患を招いたり、あるいは関節や筋肉の故障にもつながったりする。
なので、一概にスポーツがカラダに良いとは言えないのは確かである。

つまり、スポーツも使いよう。使い方を間違えると、健康に良いどころか、逆効果になったりする……。

スポコミの取り組みも、最近それを意識するようにもなった。
我々の目標はトップアスリートを育てることではなく、市民や地域がスポーツを日常化させ、スポーツの良い面を活かして、人々、地域のウェルネスを実現すること。
そこにも適正な、程良いやり方があるわけだ。

オーバーツーリズムということばもあるように、スポーツも、オーバートレーニングや、オーバーアクティブにならないよう、気をつけたい。


[WALK:3903]

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