ロゲイニングの可能性
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、やむなく中止した「鴨川ロゲイニング2020」であるが、関係者、その家族だけで実証実験を行うこととなり、朝から文化体育館に集合。 ルール説明を受けた後、自転車の調整を行い、午前10時いざ出発した。午後1時に戻らなければならない、3時間コース。
私は次男と三男を引き連れ参加した。 ところが、なんと次男が自転車に乗れないことが判明! 自分たちが子供の頃は友だちに教えてもらったのだが、今の子は自転車を教え合ったりしないのだろうか。 インドアの遊びばかりしているからか。 なんだか複雑な気持ちだった。
というわけで、三男はe-bikeの後ろにつけた子ども用のキャリアーに乗せて一緒にサイクリングできたが、二男はなんとランニングで挑戦! ロゲイニングへの参加を目的としたのではなく、2人が大好きなイチゴ狩りをしようと、ある意味だまして誘ったわけだが、そのイチゴ園までの道のりが二男にとってこんな過酷なものになろうとは!
ロゲイニングはあまり聞き慣れないことばだと思うが、いわゆるオリエンテーリングと理解すれば良いだろう。 通常は地図を片手に、スマホやGPS機器などは一切使わず、コンパスで現在地、向かうべき道を探し、設定されたポイントを通過し、得点を得ていくというものである。 制限時間も設定され、それを超過すると原点もある。 れっきとした競技種目である。
今回はそのロゲイニングをベースに、自分でポイント巡り、得点を得ていくのと同時に、e-bikeに乗って、サイクリングを楽しむという内容で行った。 また、開発したロゲイニングアプリ「Rogaining Hunter」のテストも兼ねた。
結局我々のチームはイチゴ園(田村農園)を含め、4つのポイントを獲得したわけだが、なんと、15kmを超える道のりを走ったことになり、それを完走した二男は疲れ切ったようすだった。 それでも、(子どもたちにとって)目的のイチゴ園で、30分の制限時間でイチゴをたらふく食べ、大喜びのようすだった。 新型コロナウイルスの影響で、イチゴ園もかなり苦しい状況とのことで、返って大きく熟れた甘いイチゴがたくさんあり、十二分に楽しむことができた。ぜひ地域学習も兼ねて、また、気分転換に外の空気を吸いながらイチゴ狩りも楽しんでほしいと思う。
ロゲイニングは初めて挑戦したが、かなりのポテンシャルを感じた。 元々市外からの集客を狙った企画であるが、これは市民向けにも十分に通ずる企画だと感じた。純粋にポイントを獲っていくということが楽しいし、親子で参加すれば、そこで普段はなかなか取れないコミュニケーションを深めることもできる。 なにより市民でありながら、知らなかった地元の資源を発掘できるのも楽しい点。
新年度に向け、妄想が多いに膨らむ、有意義な検証となった。
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まずはルール説明&作戦会議 iPhone 7 3.99 mm ISO25 1/60 sec f/1.8
自転車を準備 iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/1312 sec f/1.8
親子特別バージョン iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/1212 sec f/1.8
第1チェックポイント:八幡神社 iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/1368 sec f/1.8
太尾の瀧口神社へ iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/375 sec f/1.8
集落の入り口にはこうした“魔除け”の巨大わらじが… iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/2994 sec f/1.8
川代柿木台棚田の展望所からの眺め iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/3195 sec f/1.8
元気な2人 iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/2037 sec f/1.8
田村農園へ到着! iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/1597 sec f/1.8
イチゴを頬張るいぶたん iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/669 sec f/1.8
みつきは猛烈に食べまくる! iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/467 sec f/1.8
たわわに実ったイチゴ iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/60 sec f/1.8
まもなく春。のどかな里山 iPhone 7 3.99 mm ISO25 1/7407 sec f/1.8
癒やされる〜♪ iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/13699 sec f/1.8
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