2020/02/27

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全国一斉休校!?
昨日、安倍首相がここ2週間のスポーツや文化イベントの中止・延期・規模縮小を要請したことにより、女子ビーチサッカー界においては年に立った一度の公式の全国大会「第2回BeachSoccer地域女子チャンピオンズカップ」の中止が決まったばかりだが、今夜さらに衝撃の要請がニュース速報で流れた。

なんと、感染拡大防止のため、休み明けの3月2日から春休みが明ける1ヶ月を超える期間にわたって、全国の公立小中学校・高校・特別支援学校に対して休校の要請を行ったのである。
どうもこれはかなり急に決められたもので、文科省関係者も驚きを隠せないようすだったらしい。

それよりも驚いたのが夜の親御さんたちだ。
特に共働きで、祖父母など預かる家族などもいない家庭は一体どうなるのだろうか。
どちらかは会社を休まねばならないだろうし、仮に子どもを留守番させれば、新型コロナとは別の危険性が生じることになる。
果たしてそんなところまで考えて、首相は判断したのだろうか。

そもそも、親が外で働いている時点で、特に都会など毎日人混みの中を通勤し、不特定多数と触れ合っている大人も多いだろうし、そこが家庭への感染源としてはより確率が高いわけで、果たして休校措置だけでことは解決するのだろうか。
疫学的にもよくわからない決断だし、なんというか、場当たり的というか、もはやヒステリックな判断に思えてならない。

冷静に考えてみてほしいのだが、我が国の感染者数は「ダイヤモンド・プリンセス」号における700名超の感染者を除くと、27日現在、200名少々。お隣の韓国ではすでに2,000人を超え、イタリアも700人に迫る勢い。イランも日本を上回る人数となっている。
これに対して、毎年インフルエンザに罹患する人の数は1,000万人とも言われ、潜在的にインフルエンザに感染している人がいるとすれば、さらに多くの数になる。
他方、新型コロナウイルスは疑わしい人の検査が完全には行われておらず、また無症状の感染者も一説には8割と指摘されており、仮に現在判明している感染者数の100倍いたとしても、2万人程度となる。

確かに感染拡大は防止しなければならないが、インフルエンザの毎年の罹患者数と比較した時に、正直、ここまでの過剰な対策は本当に必要なのだろうか。
むしろ新型コロナの感染拡大防止に役立ったとしても、ほかのマイナス面の方が大きいのではないか、とも思ってしまう。実はこの対策によって、別の面で人命が脅かされるケースも起こり得ると思うのである。

要請なので、全自治体が全て2日からの休校にしたがうわけではないだろうが、しかしながら、以前より申し上げているように、もはや新型コロナウイルスは感染、感染と騒ぐフェーズから、感染や罹患を前提に対策するフェーズに来ている。

私は冷静に以下の対応をすることが、社会の混乱を最小限におさえ、さらに新型コロナウイルス禍を乗り越えられると考える。

1.新型コロナウイルスの性質、病態を冷静に分析し、どれだけ広まりやすく、どれだけ危険なウイルス/病気なのか、わかりやすく国民に知らせる。(感染力、感染した場合の発症率、発症した場合の重症化率・致死率)
2.疑わしい症状あるいは思い当たる接触がある人は強制的に外出を控えるような手立てを取り、これにともなう経済的損失などを行政がカバーする。
3.休養・養生をしっかりして、感染しても発症しない、あるいは重症化しないように各自が留意する。
4.インフルエンザにも共通する、手洗いの励行など、感染防止対策を各自が普段より意識して生活する。
5.感染者の発生を伝える報道はやめ、上記マップのような冷静に数値化された流行マップで知らせるようにする。


中国から東アジアへ拡大し、そしていまや世界をパニックに陥らせている新型コロナウイルスであるが、まずは冷静にとらえ、対処していくことが最も大切であると強く考える。


閑話休題:
親にとって一斉休校のもう一つの悩みの種は、子どもたちが家でゲームやYouTubeなどのデジタル漬けにならないか、である。
どうせなら、ゲームやYouTubeも規制してほしいわ!
というわけで、フェイクニュースつくってみた。笑


[WALK:1694]
どうせなら、こんな要請も出して!!笑

我が家の摘発対象者(笑)
iPhone 7 3.99 mm ISO100 1/13 sec f/1.8

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