2019/05/17

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創業20年以上生き残る会社
午前中、早崎税理士さんがいらっしゃり、決算の打合せ。
平成10年に創業した合資会社いなかっぺも第21期目の決算を終えることになった。
創業から20年以上、なんとか生き残ってきた。

ベンチャー企業の生存率を調べたところ、20年後に残っている会社はなんと0.3%なのだとか。
つまり1,000社のベンチャー企業があったとして、創業20年を迎えられるのはたった3社しかいないというのだ。

「創業20年後の生存率0.3%」を乗り越えるには
https://business.nikkei.com/atcl/report/15/280921/022200058/

このトピックの中で、成功している起業家の共通点として2点をあげている。

「1つはカネ儲けではなく業界、社会、ユーザーに影響をもたらしたいという目的があること。」
「もう1つは社会性のあるビジネスを展開しているということ」

私もこの2つに凝縮されているような気がする。
経営においてよく言われるのは、売上を求めれば求めるほど、あるいは利益を求めれば求めるほど、売上も利益も上がらないということだ。
むしろ、社会で何が求められているのか、お困りごと、面倒なことをどのようにして解決していくのか、そんな視点をもって事業を展開していくということが大切だと思う。
問題解決にこそ、経営の醍醐味はあり、そして、それがビジネスに結びついたりする。

前述の2つの視点にあえて私が加えるとすれば、いまの常識を常識としてとらわれない感覚、目の前のことをコツコツと継続していくこと、も重要な要素としてあげられると私は思う。

かつて、平成10年(1998)に合資会社いなかっぺを立ち上げた時、周りのだれもが「インターネットでは商売ならない」と口を揃えて忠告していた。
ところが今はどうか。「インターネットがなければ商売にならない」という時代になったと思う。
当時、神社とはかけ離れていた業種と思われていたインターネット事業であるが、今では神社でも活用する媒体となり、事実、当社は伊勢神宮式年遷宮広報本部のオフィシャルページを手がけたりしてきた。

いまの常識が10年後、20年後、あるいはその先の常識であり続けることは逆にあまりないだろう。
そして、その変化の兆しは、実は日々の何気ないところにあるものであり、それを敏感に感じつつ、毎日を一生懸命、一つ一つの案件を丁寧に積み重ねていくことが、実は20年以上に渡って会社が生き残っていくことにつながっていくのではないだろうか。

決算の打合せはさくっと終わり、町内のお店でランチ。
早崎税理士さんといろいろなことを語らいながら、経営について見つめる一日となった。


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