波乱の開幕
朝、新横浜を目指す。
現在進めている、サッカー女子ドイツ代表を2020年東京五輪のキャンプ地に誘致する件で、現在来日中の美濃村さんご夫妻がわざわざ鴨川を訪問してくれることになったのだ。
本当にありがたいことである。
真冬に逆戻りしたような天気で、南岸低気圧が通過する一日とあって、なんと関東西部では未明から降雪。
新横浜駅に到着する頃には、雨がみぞれとなり、とうとう雪に！
いやはや、この時期に雪が降るなんて！！
日本より寒いはずのドイツから来た美濃村さんもお会いするなり、開口一番「いやー、なんちゅー天気！」(笑)
雪から逃げるように、鴨川へ急ぐ。
さすがは温暖な房総。
鴨川に到着する頃にはすっかり雨となっていた。
キックオフ後、我々は市長と面会。
20分ほど、美濃村さんと市長で意見交換する。
代表チームの招致、特にドイツ女子代表ともなれば、もちろん一筋縄ではいかないだろうし、クリアする課題も多いかもしれないが、だからこそ、がんばって実現させたい。
もしかすれば、鴨川でドイツ代表×オルカというトレーニングマッチが実現するかもしれないという夢を持ち続けたい。
試合後、スポーツ振興課長の案内より、総合運動施設を一通り視察した後、夕方は宿泊施設の有力候補の一つである鴨川グランドホテルさんに訪問し、支配人さんと打ち合わさせていただく。
打ち合わせ後、ホテル本館、グランドタワーを相次いで見学。
夜は小湊の「なかむら」さんにて北本さんも合流して会食。
鴨川の新鮮な海鮮を堪能され、特にいくらが大好きという奥様は最後の〆に頼んだいくら丼にご満悦のようすだった。
私は会食の前に観光協会天津小湊案内所に訪問し、同協会天津小湊支部の会議の冒頭のお時間を頂戴し、現在進められている小湊小学校・中学校跡地利用について意見交換をさせていただいた。
地元の大切な学校。だからこそ、地元を愛する人たちで案をデザインし、ビジョンと中身のある活用をしていきたい。
みんなで連帯を組んで、このプロジェクトに臨もうという方向性を確認する有意義な時間となった。
さて、肝心のオルカの開幕戦。
私はアテンドの都合もあり、全てを観戦はできなかったが……。
今日の天気が象徴するような波乱の結果となった。
開幕戦に絶対に勝利したいオルカであったが、前半は風上の利を活かして攻め続けるもなかなかゴールは生まれず、スコアレスで折り返す。
後半。風も強まり、不利な風下ということで、形勢が逆転。まるで前半とは別物のようなチームとなり、なかなか攻められず、逆に高まった相手の攻撃の圧力に徐々に後退していく。
そして、ついに耐えきれずに、ゴール前から折り返しのボールを鮮やかなミドルシュートで決められ、失点を許す。
その後、オルカは空回りの時間が続き、さらにＰＫを献上し、痛すぎる追加点を許し、さらに、終了間際にももう１点奪われ、万事休す。
なんとなんと、昨年あれだけの堅守を誇ったオルカが０−３で開幕戦を落とすという波乱の幕開けとなった。
しかしながら、これも勝負の世界。
相手だって必死にオルカに立ち向かってきたであろうし、一つのプレーが流れを一気に変えてしまったような気もした。
まだまだシーズンは長い。
オルカの底力はこんなもんではない。
私はオルカの力を信ずる。
きっと今週末のゲームでは見違えるパフォーマンスを見せてくれるはずだ。
アウェイの岡山・美作ラグビーサッカー場より朗報を待つ！
# 個人的には美作のピッチで戦うオルカの姿を見たかったな。
# まぁ、仕方ない。
[WALK:6212]
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雨の鴨陸
ビジターチームも結構多くのサポーターが来てくれていた。
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;)
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