未来へつながる好ゲーム
オルカのホームゲームも残り2試合となった。 これは自分の残りホームゲームのカウントダウンでもある。 だからこそ、最後までしっかりやり抜きたい。
昨日まではわずかながら1部昇格への望みが残っていたものの、昨日日体大が大勝したため、残り3試合で2位と勝ち点差が10に開き、オルカの今季の1部昇格の可能性は完全に消滅した。 しかしながら、ホーム2試合、アウェイ1試合、最後までしっかり戦い、オルカの成長、そして底力を見せたいところである。
今日も天気は晴れ。 相変わらず、オルカのホームゲーム、雨が降らない。 ここまで来ると神がかり的。
午前中、まずはオルカ鴨川BUの試合が午前9時キックオフで行われた。 相手は新鋭の暁星国際レディース。 前後半を通じて、決め手を欠くゲームとなってしまい、逆に時折訪れた大ピンチをビッグセーブで防いだ、オルカの1・2年目を支えたレジェンドGK、内田選手の大活躍で無失点。 0−0の引き分けに終わった。 今日のMVPは間違いなく、内田選手だろう。
2時間半ばかりのインターバルをはさんで、オルカのトップチームの試合がキックオフされた。 相手は強豪、おそらく現時点では2部で最も強いであろうセレッソ大阪堺レディースだ。 ちなきに前回の対戦、アウェイゲームで0−0で引き分けた相手でもある。
この日はこども園OURSとコラボし、ハーフタイムには子どもたちのマーチングパフォーマンスが披露された。 また、キックオフセレモニーでは鴨川市社会福祉協議会のキャラクター・葉っぴーのオルカ仕様の特別な法被がお披露目となった。
そして、なんと言っても、選手入場後には、前節通算100試合出場を記録したキャプテン高橋奈々選手、さらに、今節ついに200試合出場達成という金字塔を打ち立てたオルカのまさにレジェンド、中村真実選手への花束・記念品贈呈式が行われた。 200試合達成はなかなかできるものではない。 リーグ表彰式で、改めて表彰されるというすばらしい記録なのである。
さて、試合はキックオフ直後、攻撃的ゲームを展開してきたセレッソがオルカに押し込む時間帯を作り、序盤、耐えきれずに押し込まれてしまい、早々に失点してしまう。 うーん、やはり、相手は強い。厳しいか、と思われたが、そこからオルカも落ち着きを取り戻し、徐々にオルカペースへ。 前半、村岡選手が相手GKがボールを持ったところへ果敢にプレスをかけ、なんとボールを奪いシュートするも、ボールは無情にもクロスバーに当たり、上へ反れてしまった。うーん。。。
前半はそのまま終了。0−1で折り返す。
後半、前半から修正してきたオルカがセレッソのお株を奪う攻撃を見せる。 オルカの時間帯が続き、ゴール前の混戦からの浦島選手の執念のシュートでオルカがついに同点に追いつく。 さらにオルカのペースは続き、岡野選手のクロスを村岡選手がヘッドで合わせて、なんと逆転!! にわかにセレッソから勝点3を奪う雰囲気になってきたが……。
いやはや、さすがはセレッソのストライカー・宝田選手。 この試合、おそらく彼女に訪れたであろう、最初で最後の決定機をしっかりと決め、2−2の同点。 試合は再び振り出しに……。
結局、そのまま試合は終了し、2−2の引き分けに終わった。
オルカとしては、逆転して、ペースも掴んでいただけに、本当に惜しい引き分けであった。 なんとしても勝ち切りたい試合だったと思う。 しかし、先制され、一時は逆転まで持ち込んだのは今季初めてのことであり、内容的にも未来へつながる好ゲームだったのではないだろうか。
リーグ戦はあと2節。 次節は岡山湯郷Belleとアウェイでの対戦となる。 3位を死守するためには、残り2戦、連勝で締めくくりたい。
私も最後まで悔いのないよう、力一杯に燃え尽きたいと思う。
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